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BuHo(フクロウ)は林の中で木と暮らす「憧れの世界が目の前に素材を生かした家具が並ぶ」 士幌と鹿追を結ぶ国道274号線は、山並みと牧場が美しいのどかな道だ。大きな木の看板を目印に、砂利道の坂を上って行くと手作り家具の店「BUHO(ブーオ)」はある。空に届きそうな背の高い林に囲まれたログハウス、馬、羊、大きな暖炉にゆったりとしたカウチ。憧れの世界が目の前に広がる! 店内にリビングやキッチンがコーディネートされているので、家に置いた光景を想像しやすい。木目や木の色を十分に生かしたシンプルなデザインは、どんな家に置いても浮きすぎず、疲れを癒す心地よい空間を演出してくれる。一番ホッとできる場所−それが家であるために、家具選びはとても重要だ。 「林を拓き、夢を現実にする」 家具を手がけているオーナー吉田さんの工房は、当初、既に廃校になった上士幌町旧豊岡小学校校舎にあった。15年程前のことだ。まもなく現在の士幌町へ移転したのだが、そのころはまだ車一台がやっと通れるくらいの自然林。電気も無ければ水道も通っていない。林を開拓して家を建て、まるでドラマのような苦労を乗り越えて、ロケーションもロマンチックな工房兼ギャラリーをオープンさせた。吉田さんが作るオーダーメイドの家具にはムダが無く、そのシンプルで美しいフォルムが魅力だ。 開拓者の苦労を乗り越えてまで家具に情熱を注ぐ姿に、家具一筋の職人さんかと思えば、実は元々はログハウスの設計士。ログビルダーを志していた時期もあったが、旅行で訪れた北海道を気に入って移住。それから家具作りを専門に学び、心地よい空間を演出する温かな家具を世に送り出して来た。 「空間をプロデュース」 吉田さんが手がけるのは一から設計する新しい家具だけではない。大切に使いたいという声に応えてリフォームも手がける。生活環境の変化からテーブルの足の長さを変えるという日常的なものから、母の嫁入り道具のタンス、祖父の形見といった値をつけられない貴重な品まで、吉田さんを頼りに持ち込まれて来た。木の魅力は言葉一つでは表せない。視覚的な温かさ、柔らかさ、ずっと使えること、持つ人に馴染むこと、時が経っても褪せらず味がでてくること。価値感はそれぞれだが、木の温もりを知ってしまった人は一つ、二つと木製家具を求めていく。 「ログハウスの設計では関わる人それぞれの情熱の差や、会社のシステムが絡むもどかしさが嫌でした。そんな時にある家具職人の著書に「家具作りは自己完遂型。設計から完成まで、全て自分に評価が返る」とあって、そんな仕事がしたいと思ったのが、家具作りに進むきっかけでした。自分の全てが作品に現れてしまう怖さ、どこにも言い訳ができないという責任の重さももちろんありますが、やりがいがあります。」商業施設を手がけていた経験もあり、インテリアや空間の演出の相談をうけることも多い。「実際にお客様と接していると、特にカフェを併設してからはお客様の幅が広がって、考えもしなかった反応を得ることも多いんです。これまでは自分たちが良いと思う雑貨も併せて並べてきましたが、100%自分達の作品にしたいと思っています。」 「木の香りを我が家に」 家具を注文するのは、ほんの少し勇気がいる。もしテーブルが欲しいなら、サイズから相談を重ねてお客様と一緒に納得のいく物を作りあげていく。材質も実際に手にして確かめることができる。「材質が変わると仕上がりも変わってきます。僕らは孫の代まで使える物を創っていますし、手入れをすれば何百年でも使えるでしょうね。」手入れの方法や、使用していて分からないことはきちんとサポートしてくれる。リピーターのお客様が多いのも納得だ。些細なことと思わず、吉田さんに聞いてみよう。毎日の暮らしを彩るアイディアがみつかるかもしれない。 |
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投稿者:十勝STYLE
投稿日:2008年03月03日
最終更新:十勝STYLE
最終更新:2008年03月03日
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